2020年01月15日

中3公民対策

高校入試が近づいてきて、やはり比重が大きくなるのが社会の「公民」ではないでしょうか。まず、社会の分野を確認しましょう。中1・2と地理と歴史を中心に学習します。市町村ごとに使用する教科書が異なり、加えて、直列型と並列型の学習体系があります。

直列型:中1→地理のみ(世界・日本) 中2→歴史のみ(古代~中世・近世~近代) 
並列型:中1→地理(世界)と歴史(古代~中世) 中2→地理(日本)と歴史(近世~近代)

そこから、中2の2~3月に歴史「第一次世界大戦から日中戦争のあたり」へと進み、中3夏休み前までに高度経済成長の現代まで学習します。夏休み明けから公民の憲法を学習し始めますが、入試まで残り6か月。週4~6回の授業で猛烈に進みます。※ここ数年で、中3現代歴史進めながら、公民を週1回先行授業していくスタイルが増えてきましたが、夏休み明け以降の授業に、公民を目一杯進めていく形はなんら変わっていません。そうでなくとも、地理や歴史と比べて、語句の意味が難しく、時代背景や法律、システムのバックボーンが分かっていないと暗記しようにもできません。中3後半戦の社会のテストでは、そういった事情から急に得点が出来にくいのも事実です。

さて、この状況を打破するにはどうすればいいのか。もちろん、小学校の6年生で習う公民のボリュームを増やす必要があるのは言うまでもないですが、やはり中1~3とバランスよく学習しなければなりません。もし、社会科の授業で触る時間が確保できないのなら、総合の授業で扱うのはいかがでしょうか。例えば、選挙のこと。憲法のこと。お金の使い方。国連のこと。そういった事前知識があるかないかを、各家庭の生活学習で期待せず、学校教育の中で「様々なことを学習する」機会を確保すべきだと感じています。

話が逸れました。入試へ向けての公民対策です。まずは、公民の中の「分野」を知るところから始めましょう。
「憲法」日本国憲法の義務や主要な権利
「三権」国会、内閣、裁判所と地方自治
「経済」生産と消費、流通と株式や金融
「国連」領土や現代の諸問題、国連の専門機関
上記4領域の素地を作る必要があります。さて、その素地を作るには「ニュース」や「新聞」が手っ取り早いのですが、今のご時世、新聞を取っていない家庭が増加傾向にあり、テレビもネット動画へと移り変わっているため、その手っ取り早い方法が容易な入口でなくなってきています。だから、スマホ普及によるアプリの扱いに長けた小・中学生には、ニュースアプリや公民の解説動画を入口にすることが、素地を作る目的としては適しているように思えます。あくまで、私の意見としては、教科書や新聞、小説やマンガなどの紙媒体で情報を収集してほしいのですが、時代がそうも言ってられないところまで来たことを、肌でひしひしと感じています。

=== まとめ ===
①公民の素地を作るために、小学生から「ニュースアプリ」や「ニュース解説の動画」に触れる
(その事象や言葉を知っている状態にする)
②教科書、新聞、TVなどでさらに上塗りする
③学校授業で触れる。語句を覚える、問題を解く。
④分からない言葉は早めに先生へ質問したり、塾で解決する

簡単な覚え方ややり方は存在しません。時間をかけて対策していきましょう。子どもは自然と覚えていきません。放置しているうちに、なんとなく情報を得ていくことはありません。知りたいという状況下(環境)を用意して、それらを攻略できるツールを提示し、使い方を教える。そうすることで、ようやく子どもたちは「ゆっくり」と歩き出すのです。
posted by Jyukucho at 00:00| 大阪 | Comment(0) | 勉強方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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